タクシー運転手やバス運転手に必要な免許と資格

タクシー運転手に求められる免許と資格

日本には人を乗せて目的地まで運ぶことを専門とする業種がたくさんあります。中でも代表的なものとして挙げられるのがタクシードライバーです。タクシードライバーとして仕事をするためには二種免許の取得が必要となります。普通自動車免許がプライベートで車を運転する時に取得する免許なのに対して、二種免許は人を運ぶことを目的とした車を運転するための免許です。すでに普通自動車免許を取得している場合、学科や一部の技能講習が免除されるので合宿を選べば1週間程度で取れます。教習所に通う通学でも3週間程度です。入社する時点で免許を持っていなくても会社が費用を負担して取得させてくれるケースもあるので心配いりません。 東京を始めとした一部の都市では、免許以外に地理試験の合格が条件に加えられることもあります。

バス運転手の免許と資格

タクシードライバーと並んで人を運ぶ代表的な仕事がバスドライバーです。車両の大きさによって若干異なりますが、決められたルートを走る路線バスのドライバーになるには大型二種の免許を取らなくてはいけません。大型二種免許は取得にあたって21歳以上、普通自動車免許の取得から3年以上経過しているという条件をクリアーすることが必須です。そのため、何もない状態からバスドライバーを目指す人はまず普通自動車免許を取得して、3年間待たなくてはいけません。普通、大型共に二種免許は必要とする人が少ないため、教習所によっては取り扱っていないケースもあります。時間を無駄にしないためにも、教習所に入学の手続きをする前に問い合わせることが大切です。